山形の秘湯・銀山温泉。
ノスタルジックな街並みで、特に人気が高いのが古勢起屋本館と古勢起屋別館です。
この記事では、「本館と別館、どちらに泊まればいいの?」とお悩みの方のために、客室設備や食事などの違いをご紹介!
旅の目的や予算に合わせて、選択する参考にしてくださいね♪

- 古勢起屋本館と別館の違い
- 古勢起屋本館と別館の予約期間
- 古勢起屋本館と別館のリアルな口コミ
古勢起屋本館と別館の違いは?

施設の特徴と歴史

古勢起屋本館は、国の登録有形文化財に指定された歴史的建造物であり、大正期から昭和初期にかけて建てられた木造建築です。
一番の特徴は、アールデコ様式を日本の感性で再構築したジャパンデコスタイルで、2022年7月の全面改修を経て、レトロでありながらも洗練されたモダンな空間に生まれ変わっています。

一方、別館は温泉街で唯一の木造4階建てで、有名建築家・隈研吾氏が設計を手掛けています。
こちらは大正ロマンの風情を色濃く残す、昔ながらの旅館の趣を大切にしており、素朴で落ち着いた雰囲気が魅力です。
客室設備の比較

客室設備に関しては、利用人数とプライベート性で大きな違いがあります。
本館は和洋折衷のモダンなデザインの客室が中心で、全室に専用トイレが完備。
定員は2名が中心のため、カップルや少人数での滞在を重視する方に最適です。
川側の客室からは、銀山温泉街の活気ある景色を一望できます。

対して別館は全室和室で、2名から最大6名まで宿泊可能な広めの客室が多いため、家族やグループでの利用に適しています。
ただし、一部客室はトイレが共用となります。
館内施設・アメニティ
温泉施設はそれぞれ異なる趣を持っており、本館には、黒を基調とした硯石の「硯風呂」と、銀山の歴史を再現した白いタイル張りの「大正風呂」という2種類の内湯があります。
また、館内にはレトロモダンなラウンジとセルフスタイルのフリードリンクバーがあり、滞在を快適に彩ります。
一方、別館には源泉かけ流しの「ほっこりのちか湯」と「ぬっくりの金太郎湯」という2つの内湯があり、木の温もりと優しい灯りに包まれた昔ながらの和風湯処の雰囲気が魅力です。
なお、どちらに宿泊しても、姉妹館である「銀山荘」の露天風呂や大浴場を無料で利用できるという大きな特典があります。
食事・レストラン

食事面でも大きな違いがあり、本館はオールインクルーシブ制です。
宿泊料金に館内での飲食代がほぼ全て含まれており、山形の旬の食材を使ったコース料理を専用レストラン「野川亭」で堪能できます。

系列店の「湯けむり食堂 しろがね」の軽食や夜食も追加料金なしで利用できるので、食事を存分に楽しみたい方は本館がおすすめです。

対して別館は、飲み物インクルーズ形式を採用しており、アルコールを含むドリンクが無料で提供。
食事は館内の食事会場で提供され、地元の旬の素材を活かした純和風の会席料理が中心です。
宿泊料金・コストパフォーマンス
本館はオールインクルーシブ制であることもあり、1泊2食付きで37,400円(税込)〜と銀山温泉の中でも上位の価格帯に設定されています。
しかし、ドリンクや夜食、ランチまで含まれるため、トータルでの満足度は非常に高いでしょう。
別館は1泊2食付きで22,000円(税込)〜と、本館よりも約7,000円〜1万円ほど料金が抑えられており、比較的リーズナブルな設定です。
費用を抑えつつ、純和風の会席料理と飲み物インクルーズという特典を享受したい方におすすめです。
アクセス・周辺環境

古勢起屋の本館と別館は、銀山温泉街の中心・銀山川沿いに位置しており、観光拠点としては最適です。
本館は温泉街の中央部にあり、飲食店やお土産屋に近く、活気ある賑わいを満喫したい方におすすめです。
アクセスも比較的平坦で楽です。
一方、別館は少し奥まった場所に位置するため、温泉街の絶景を一望しつつも、より静かで落ち着いた環境を好む方に適しています。
どちらも、JR大石田駅からの無料送迎が利用可能です。
| 本館 | 別館 | |
|---|---|---|
| 住所 | 〒999-4333 山形県尾花沢市大字銀山新畑412 | 〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑417 |
| 駐車場 | 無料駐車場45台 | 無料駐車場70台 |
古勢起屋本館と別館の予約はいつから可能?

古勢起屋本館の予約はいつから?
勢起屋本館は、銀山温泉でも競争率の高い宿。
特に、雪景色が美しい冬などのピークシーズンを狙う場合、予約は非常に難しいです。
通常、古勢起屋本館の予約は宿泊希望日の5ヶ月前の月初(毎月1日)の朝9時に開始されます。
ただし、特別な開始日が設定されることがあるため、最新かつ正確な予約開始日は古勢起屋本館の公式ホームページで確認しましょう。
確実に予約するためには、宿泊希望日の半年以上前から空室を確認し始めることがおすすめ。
直近でも前々日まで受け付けていますが、希望日に泊まるには早めの行動がコツとなります。
古勢起屋別館の予約はいつから?
古勢起屋別館も銀山温泉の人気宿のため、特に週末や連休は予約が争奪戦となります。
予約開始は、古勢起屋本館同様に宿泊希望日の5ヶ月前の月初(毎月1日)の朝9時に開始。
最上階の浪漫客室などトイレ付きの部屋を希望する場合は、空室が公開され次第、早めに手配することがおすすめです。
直前でも前々日まで受け付けられています。
古勢起屋本館と別館の口コミ・評判を調査!
本館古勢起屋の口コミ・評判は?
古勢起屋別館の口コミ・評判は?
古勢起屋別館は千と千尋の神隠しのモデル?

古勢起屋別館が、映画「千と千尋の神隠し」のモデルであると言われていますが、公式に発表されている情報ではありません。
しかし、別館が位置する銀山温泉の街並み全体が、「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルの一つであると広く言われています。
特に、ガス灯が灯る夜や雪が積もった冬の幻想的な景色は、映画の世界観を彷彿とさせると評判です。
別館自体も、温泉街で唯一の木造4階建てで、大正ロマンの風情を色濃く残すレトロな建築が特徴。
そのため、映画のようなノスタルジックな雰囲気に浸りたい方に、別館は大変おすすめです。
ちなみに、温泉街でモデルとして特に有名なのは、古勢起屋別館の向かいにある「能登屋」です。
古勢起屋のオールインクルーシブとは?

「オールインクルーシブ」とは、宿泊料金に食事・アルコール含む飲み物・施設利用料などが含まれている料金プランのこと。
古勢起屋本館に滞在中は、ロビーラウンジのセルフサービスドリンクバーで、日本酒・ワイン・ビールなどのアルコールを含むドリンクをいつでも自由に楽しめます。
夕食は、本館専用の食事処「野川亭」で、ワインにも合う洋皿を織り交ぜた山形の旬の素材を使ったコース料理が提供されます。

さらに、温泉街にある系列店「湯けむり食堂 しろがね」の軽食や夜食も追加料金なしで利用でき、翌日のチェックアウト後のお昼の時間帯まで利用できることから、古勢起屋本館が人気な理由の一つとなっているサービスです。
古勢起屋本館の送迎バスはある?

古勢起屋本館へは、最寄り駅であるJR大石田駅からの無料送迎バスを利用できます。
ただし、事前の予約が必須となりますので、ご到着日の前日までに宿へ必ず申し込みましょう。
また、車で向かう場合は、無料駐車場に車を停めた後、宿に連絡をすれば温泉街入り口まで送迎車が迎えに来てくれます。
無料送迎以外にも、JR大石田駅からはレトロなボンネットバス「銀山はながさ号」の定期路線バスも運行されています。
古勢起屋本館と別館はどこから予約できる?

古勢起屋本館と別館の予約については、宿の公式ホームページから行うことが最安値とされています。
限定特典が付くプランや、公式サイト独自のサービスが用意されている場合もあるため、まずは公式ホームページをチェックすることをおすすめ。
しかし、クーポンやキャンペーンを利用することで、以下のサイトでも実質的な料金を抑えることができます。
楽天トラベル

楽天トラベルは、ポイント還元率の高さが魅力で、貯まった楽天ポイントを次回の旅行や日常の買い物に利用できるため、実質的な支出を抑えられます。
また、楽天トラベルが発行する割引クーポンやポイントアップキャンペーンも豊富で、お得に予約できるチャンスが多いです。

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じゃらんnet

じゃらんnetでは、宿独自クーポンやじゃらん発行クーポンなど多様な割引が用意されており、これらを組み合わせて利用することで、宿泊料金を大幅に割り引ける可能性があります。
また、じゃらんnetは地域共通クーポンなどの利用にも対応しており、各種キャンペーンを積極的に活用したい方におすすめです。

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「古勢起屋 本館 別館 違い」について知恵袋などに投稿される質問4選
まとめ:
この記事では、古勢起屋本館と別館の違いをご紹介しました!
贅沢な滞在重視なら、オールインクルーシブで飲食代も気にせず過ごせる本館古勢起屋。
コスパと風情重視なら、リーズナブルな料金設定と大正ロマンの木造建築が魅力の別館がおすすめです。
予約は半年以上前からの争奪戦となりますので、本記事で比較した情報を参考に、公式ホームページなどで最新の情報をチェックしてくださいね♪

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